クロスカントリースキーのこと

1月のお菓子のご注文を受付致します。

1月21日(日)夜7:00〜

新しいホワイトチョコレートのパウンドケーキを作りました。

どうぞよろしくお願いします。

チーズケーキは「無難に美味しい」のは作れるんだけど、「これだー!」って美味しいのが作れないです。

重いのがいいのか?軽いのがいいのか?甘さは?酸味は?チーズの風味は?

自分の求めるチーズケーキの目標が設定出来ず、迷走中・・・。


息子、中3です。冬のスキー合宿を経て、より食べるようになってきました。

山盛りのごはんを食べた後にパンやスコーンをデザートに食べたり、夕飯の前にインスタントラーメン食べたり・・・。

合宿ではとにかく食べさせられるそうで、食の細い子達は合宿で何がキツいって「食事」だと・・・。

ひとつ前の記事にも書きましたが、息子はクロスカントリースキー部に所属しています。

今週が中体連の県予選大会でした。1日目はクラシカル、2日目はフリー、と2種目の競技があり、今年はスプリントリレーもありました。

「クラシカル」とはカッターと呼ばれる2本の溝が2レーン(4本の溝)、コースのスタートからゴールまで準備されており、基本その溝の中を滑って来ます。もちろん追い抜いたり追い越されたりの時には溝から出ますし、上りでまっすぐ上がれない場合はレーンを外して上ったりもします。(細かいルールは、詳しく分かっていない母)

1本のスキーに「止めワックス」と「滑るワックス」が塗られていて、踏み込んだら止めワックス部分が雪面に当たり、踏みしめながら滑り止めをしながら斜面をのぼっていくのだそうです。そして下りの時は止めワックスを効かせず滑らせるのだそうで・・・・。説明を聞いても出来るものではありません。以前チャレンジした時は重力にしたがい、ズルズルと滑り落ち・・・斜面を上ることは不可能でした。

しかも、普通のスキーの半分程の幅の細さで金属のエッジはありません。靴はつま先だけスキーに付いていて、踵は離れています。つまり、ものすごーく不安定な乗り物に両足を乗せて上ったり下ったりしながら山の中の雪面を5km走るという競技です。

「フリー」はカッターは敷かれておらず、止めワックスも塗らず、自由なスタイルで滑って来ます。イメージとしてはスケート的かな。

というのが超ド素人の私が理解するクロスカントリースキーです。

マニアック過ぎて、マイナー過ぎて、実はよくわかりません。


息子は何でクロスカントリースキーを始めたのだろう?大して何も考えず、幼なじみのK君が小学生の時からやっていたので、軽い気持ちで始めたのだと思います。過酷な競技だということは知っていたはずなのだけど・・・。

で、今年の県予選は1日目は暖かな晴天の気持ち良いレース日和でした。が、息子は目標にしていた入賞に届かず・・・。レース後、悔しくてきっと親とは顔も合わせたくないんだろうな、と思っていましたが、私の顔を見ると「明日は行くでっ!」と言い放ちました。

不貞腐れてぷいっとするのかな、と思ってましたが成長したものです。

そして、2日目。気温0℃の土砂降りの大雨です。

0℃なのに、なんで雪じゃないのよ。選手達、アップですでにびっちゃびちゃ。冷たい雨が身体を冷やしてアップになりません。

雪面は雨で氷のようにツルツル。良く滑る訳ですが、滑り過ぎて転びやすいのです。

ああ、なんて天候なんだろう・・・。息子は目標の入賞を掴めるのかな?まあ、どちらでもいいや。入賞できれば嬉しいし、できなければ、それは彼に対する神様からの「またがんばりなさい」っていう贈り物なんだし・・・。力を出せればそれでいい。と母の心は比較的フラットでした。

そして、ゴール近くで待っていました。彼の姿が見え、順位的にぎりぎり入賞出来ただろうな、とホッとしながらゴールまで必死に走り切る姿を見守りました。ラストスパートで果敢に攻める姿にジーンとしながら、よかったね、と。

掲示板の前に記録を見に行くと・・・。先生やコーチや他の子のお父さんやお母さんや、みなさんが「おめでと〜。良かった〜。」って声をかけてくれて、握手してくれて・・・。周りの皆さんが本当に喜んでくれて、ああ、皆が息子のこと気にかけてくれてたんだなあ、とありがたさで胸がいっぱいになりました。

競技人口が少ないので、他校の子も親もみんな顔なじみです。先生方も自校も他校も一緒に見守って下さっていて、本当にありがたい環境で続けてこれたなあと感謝でいっぱいでした。

後から、息子に話を聞きました。

5kmのレースの中で、追われる方は背中をむけてる訳ですが、追っ手が近づいて来たことを感知するかしないかでも、レースの展開はかわります。だからスタート順も大きく影響します。

○○が何kmくらいで見えて、K(幼なじみ)は何kmくらいで俺を抜きながら声かけてくれて、□□は俺が付いて走ってることに多分気付いてなかったから・・・と5kmの中でドラマが沢山詰め込まれていたようです。

目標を手にすることは簡単ではなかった息子。3年間はあっという間でした。最後の最後で手に出来て、よかったね。

全中は2月に秋田県で行われます。強豪県の代表者達とレース出来ることもきっと大きな体験になると思います。

子ども達の部活を通して、私自身が本当に色んな体験をさせてもらって、人の優しさとか思いやりとか沢山感じさせてもらって、未熟な私の心の成長をさせてもらえたように思います。

息子にも周りの方々にもありがとうの気持ちでいっぱいです。


最後に、マイナースポーツのクロスカントリースキー、是非是非やってみてください。もうちょっと世の中に広がるといいな〜。私には難し過ぎて出来ませんが・・・。

とても長い記事になってしまいました。最後まで読んで下さってありがとうございます。


1月のお菓子は1月21日(日)夜7:00〜です。

よろしくお願いします。

hutte A-miu

お菓子屋A-miu日々のこと

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