紅玉
ずっと「こうぎょく」と耳にしていたのだけど、飛騨では「べにだま」と言います。
減農薬で育てているふくわらびさんのりんごは石灰を含む自家製農薬を使っているので、りんごの表面が白くなっています。
この紅玉、みごとに酸っぱくて甘くて味がぎゅっと詰まっています。
お菓子にぴったりです。
砂糖を少し焦がして、ふつふつしたキャラメルの中に、ジャーッ!!とりんごの角切りを一気に投入します。すると、一気にリンゴ果汁が出て来て、その果汁とキャラメルを絡めるように強火で煮立て、強火のまま水分を飛ばして煮切ります。
これを練り込んだのがA−miuのキャラメルパウンドケーキです。
今年も作り始めました。
紅玉が終わると他の品種でも作るのですが、やっぱり紅玉の酸味はパンチがあっていいです。
クッキーにりんごを練り込んでも、味が出なさそうなので、今までリンゴクッキーを作ろうと思ったことはなかったのですが、ピンクのクッキーが作りたくなったので、紅玉を皮付きで煮てみました。美しい色です。
これをクッキーに練り込んで仕込みました。
焼いたら・・・どんなクッキーになるだろうか?
楽しみだけど、ただの茶色になりそうな気もする・・・。
お菓子作りは化学で、実験なのだ。
今、作りたいクッキーのアイデアが色々出て来て楽しい。
でも、イメージとリアルは簡単には合致してくれない。
リンゴクッキーを焼くのは楽しみな気持ちと、残念な顔してる自分を見たくないというビビる気持ちの共存。
さあ、焼いてみます。どうなるかな〜?
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