おやつの時間
今日は、生後7ヶ月の赤ちゃん連れのお母さんが来て下さいました。
幼稚園に通うお兄ちゃんと7ヶ月の赤ちゃんと過ごす慌ただしい土日をがんばるぞ!ってその前の金曜日の午前中に自分の為のおやつ時間を過ごしに来てくれたのです。
この「がんばるぞ!」っていうのは家族の休日をいい時間にしましょう、というお母さんの愛情のような気がしました。
そういう風に時間を過ごして子ども達に向かうお母さんの姿勢が素敵だなあと思い、そういう時にヒュッテに来て下さることがとても嬉しく感じました。
その次のお客さまは、時々立ち寄って下さるお隣の地区がご実家の方。
ご両親の介護の為に2〜3ヶ月に一度、遠い北海道から帰ってこられているようです。
遠方に住む親の介護は大変なことでしょう。
「ここでね、優しく作られたお菓子を食べることを楽しみにねこっち(実家)に来るの」と言って下さいました。
子どもにしろ、親にしろ、自分以外の人のお世話をすることは、思い通りには行かない訳で、大変な思いもあるけれど、それをみんな受けとめて、受け入れて、そしてバトンを渡して
いくのね。
少し、気持ちを切り替えたかったり、気持ちをラクにしたかったり、そういう時に、ヒュッテを思い出してもらったり、私の作るおやつを食べたいなと思い出してもらえるのはとてもありがたく嬉しいです。
私はたいそうなことは出来ないけれど、誰かのおやつの時間の為に作り続けたい。
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